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共存そして棲み分け

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熊、猪、鹿、猿…等々、彼らに「害獣」と名付け、
 
「敵」という存在にさせたのは人間です。

本当に彼らは「害獣」であり「敵」なのでしょうか?

熊は桜やブナ、椎の実を好み山ほど食べ糞をします。

未消化で排泄される種が芽吹き、やがて森を形成して
 
いきます。他の動物たちも全体的な生態系で
 
様々な役割を担っています。
私たちはハイブリットウルフドッグたちと共に暮らし、

また限界集落であるこの里山での生活で、

狩猟をしている方からの生の声を聞き、

野生動物たち本来の姿に少し触れることができました。
まずは、彼らは基本的に臆病だということ。

山で野生動物たちに出会うと、基本的に一度立ち止まり
 
去っていきます。
 
ハイブリットウルフドッグたちも初めて見る人、
 
初めて見るモノに立ち止まり入念に観察します。
 
安心して近づける存在だと認識すると近寄ってきますし、
 
よくわからない存在だと、そのまま近づいてくることは
 
ありません。また、争いは基本避けるので、突如の
 
攻撃はほぼなく、警戒の声(唸り声)を出します。
 
いかにそういったサインを人が察知し接することが
 
できるかが重要です。
 
同じように野生動物たちもサインを出しますが、
 
お互い急な遭遇の場合には驚き、身を守るために
 
攻撃を仕掛けてきます。そこにおいては、動物たちの
 
生息場所にむやみに入り込まないという意識が重要です。
また、昔は炭焼きや山の整備が日常であったが故に
 
山が健康であり、動物たちの食べ物が豊富にありました。
 
しかし、昨今は炭焼きをする人も山を日常に整備する
 
人も激減し山は荒廃していき、動物たちは食べるものが

なくなり、人里に下りてくるようになりました。
 
ただ、まだ里山ではおじいちゃんたちが育てた
 
少し傷がついたり形が悪い作物は山に持っていき

野生動物たちに食料として渡しているのです。
 
よくコンテナボックスにごそっと果物が入れられて
 
置かれています。それは里に下りてこないように。

場所によっては、少し山の方に野生動物用に植えて
 
いる果物の木などもあります。
ウルフンエキスで棲み分けの境界線を教えてあげ、
 
山に戻ってもらっても山に食べ物がなければ
 
それは共存とは言えません。

そこで、ウルフンエキスの売り上げの一部を使い
 
山にブナを戻していきます。

ブナ林は、日本の原生林であり、日本列島に昔から
 
生息している動物や植物にとって一番住みやすい
 
環境です。というのも、食べ物も豊富になり、
 
空気もきれいにし、落葉広葉樹の岩を包むよう
 
にして張った根が土砂崩れを防ぐのです。

また、ブナの保水力は自然界の緑のダムと呼ばれ
 
るほどに高く、樹齢200年ぐらいのブナであれば、
 
1年間に8トンもの水を蓄えます。

しかし、日本列島には戦後住宅建材になる杉を植える
 
ために、これだけ水資源に重要な多くのブナが
 
どんどん伐採されてしまいました。結局、外材の方が
 
安く手に入るため輸入材を購入し、日本中に植林
 
された杉は今では伐採もされず、倒れるのを待つばかり。

杉を伐採し、その杉もちゃんと生かし、そこに
 
ブナを植え山を復活させていくことが人の重要な役割の
 
一つではないでしょうか。

精魂込めて育てた作物が盗られるのは確かに悲しく、
 
時には怒りも覚えるでしょう。しかし、人間の欲深さや、
 
そうせざる環境が霊性ではなく、物質主義にいって
 
しまったことによる一番の被害者は野生動物たちでは
 
ないでしょうか。
そんな野生動物たちを電柵などで痛みつけ敵対心を
 
生み出すのではなく、自然界の調整役オオカミの糞を使う
 
ことで棲み分けを行い、ブナを植えて山を里を豊かにする
 
ということは、とても時間がかかることです。

しかし、今ギリギリのところで手を打たないと、
 
そんな未来を描くこともできません。また、同時に
 
人の成長も急務であり、そういった場をつくることも
 
力を注いで参ります。それはすでに始まっており、
 
訪れた人が住みたい、働きたいと願ってくれることが
 
その証でもあります。
 
【調和する文明】という新しい文明をつくるための
 
一役を担ってくれるのがこのウルフンエキスでもあり、
 
その母体となっている「LLP里山美術館あらえびす」の
 
活動であります。
ウルフンエキス

〇ウルフンエキス

野生の血を濃く今一度自然との付き合い方を根本から考え直さないと、

自然の崩壊と共に同じ【命】である我々の存続が危ぶまれ始めました。

宮沢賢治の【なめとこ山の熊】のお話を皆さんは覚えておられるだろうか。

世の中に、今溢れる様々な問題は、『現生人類の脇の甘さ』から

現れたおごりの結果であり、この害獣問題もその一つの現れではないでしょうか。

ウルフンエキスの設置を通して私たちが皆さんに提供できる1番の効用は、

実は『現生人類の脇の甘さ』からの脱却という恩恵なのです。

利用者さんと共に描きたい未来の地球の人類の在り方を、この製品を通して

共に創造して行きたい。 全ての【命】には、地球の様々な存続の為の役割が与えられています。 私たちが【害獣】と一括りにしている動物達の何処か一つのバランスが崩れても、

森は崩壊していくのです。 それは我々人類も同じで、生態系のキーストン捕食者である

ウルフの代わりに人類の智慧こそを地球存続の為に役立てる使命があります。

もう一度、自然界と共生出来る人類を創造し直したい! 

そんな想いから生まれたのが【ウルフンエキス】という製品なのです。

 

〇「ウルフンエキス」がNHKニュースに取り上げられました!!

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商品概要                                               

品名     ウルフンエキス

原材料名   狼糞(ハイブリッドウルフ)、伏流水

内容量    300ml

保存方法   直射日光を避け、常温で保存。

使用方法   水で希釈して、設置して下さい。

標準希釈倍率 別表参照

価格 5,500円(税込・送料別)

※この製品は飲料ではありません。

                                                           

使用方法                                     

ペットボトルに30ccほど入れます。                                     

ニオイが出るように、上部に小さな穴を5-6ヶ所開けて、10m間隔くらいに設置(地面または吊るす)します。

また、古手ぬぐいや使用済み軍手等に沁み込ませてぶら下げたりネズミ穴付近や地面に置くだけです。  

                                                            

製造販売    株式会社うんこくん                               

使用倍率

鳥獣名       倍率目安

ネズミ   2倍 - 20倍

カラス   2倍 - 10倍

サル    5倍 - 30倍

クマ    5倍 - 20倍

イノシシ     3倍 -   5倍

シカ    10倍 - 50倍

ハクビシン 10倍 - 50倍

アナグマ  20倍-100倍

アライグマ 20倍-100倍

タヌキ   20倍-100倍

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